落ちこぼれから始める外国語 アラビア語3 名詞の双数形と複数形

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

落ちこぼれから始める外国語 アラビア語編の第3回は、名詞の双数形をやります。

 

【名詞の数】

アラビア語の名詞には、単数形、双数形、複数形の3種類があります。

単数形は1つのもの、双数形は2つのもの、複数形は3つ以上のものを扱います。

英語や中国語と違って、2という概念を個別に扱うので、複雑ですね。

 

【名詞の双数形】

アラビア語の双数形は、規則変化をします。

どの名詞も同じ形になります。

男性形も女性形も同じですから覚えやすいです。

 

双数形は、語尾にانaaniかاينayniをつけます。

主格がانaaniで属格(所有格)と対格(目的格)がاينayniです。

 

たとえば、学生という意味のطالب taalibunの場合、次のような変化をします。

 

男性名詞      女性名詞

原形 طالب taalibun طالبة taalibatun

主格 طالبان taalibaani طالبتان taalibataani

属格 طالبين taalibayni طالبتين taalibatayni

対格 طالبين taalibayni طالبتين taalibatayni

 

【名詞の複数形】

アラビア語の複数形は、規則変化のものと不規則変化のものがあります。

恐ろしいことに、規則変化の方が例外扱いで、不規則変化の方が圧倒的な多数派となります。

なので、複数形は個別撃破で覚えていくしかないようです……。

現地のアラブ人でも複数形を間違えるそうですので、外国人である日本人にとっては最大の難所です。

日本人だって漢字を知らなかったり忘れたり間違えますから、それと同じでしょうね。

 

〇規則変化

複数形の規則変化は、男性形と女性形で違います。

 

男性形は、ونuunaかينiinaをつけます。

主格がونuunaで属格と対格がينiinaです。

女性形は、ター・マルブータを外してاتaatunをつけます。

主格も属格も対格も同じ形です。

 

たとえば、先生という意味のمدرّسmudarrisunの場合、次のような変化をします。

 

男性名詞         女性名詞

原形   مدرّس mudarrisun    مدرّسة mudarrisatun

主格   مدرّسون mudarrisuuna   مدرّسات mudarrisaatun

属格   مدرّسين mudarrisiina   مدرّسات mudarrisaatun

対格   مدرّسين mudarrisiina   مدرّسات mudarrisaatun

 

規則変化名詞は、これと同じような形になります。

 

〇不規則変化

複数形の不規則変化は、単語によってバラバラなので、辞書や単語帳を調べて個別撃破するしかありません。

アラビア語も国連公用語で世界言語のひとつなのですから、規則複数で統一して簡略化したほうがいいと思うのですがね……。

 

では、不規則複数の実例を見ていきます。

 

大地 単数 ardun أرض   複数 araadin أراض

川  単数 nahrun نحر     複数 anhaarun أنهار

山  単数 jabalun خبل    複数 jibaalun خبال

海  単数 bahrun بحل    複数 bihaarun بحار

砂漠 単数 sahraa’u صحراء 複数 sahaarin صحار

空  単数 samaa’u سماء   複数 samaawaatun سماوات

 

自然物用語で集めてみましたが、見事なまでにバラバラです。

ただ、不規則変化とはいっても、よく見るとどこか変化の型のようなものが感じられます。

しかし、どの単語がどの型なのかは、単語の概念とは全く関係がないようなので、「自然系はこの型」ということは言えないようです。

こればかりは、アッラー ألله allaahの御意志と諦めて覚えるしかないのです。

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