ダイエットのためにホームトレーニングをこつこつとやっていきます

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

今月に入ってから、筋肉増大と脂肪減少を目的に、マイペースに無理しない範囲で運動に励んでいます。

 

私は小学時代から根っからの運動嫌いで、体育や部活(軟式テニス部)が苦痛で仕方なかったのですが、その一方で太っているというだけでいじめの標的にされたりした経験もあり、「やせたい」「強そうな体になりたい」という肉体改造への願望がありました。

 

映像学科時代、アクションスターに憧れて、体作りのために筋トレしようと通販でダンベルを買ってみたものの、もともと運動嫌いで体を鍛える習慣がなかったものですから、結局三日坊主になってしまいました。

筋トレそのものは三日坊主だったのですが、厚木に一人暮らししていた頃は、自転車で20分ほどの坂道を含むコースを通学で往復していましたし、毎日の買い物で本厚木の駅前まで25分ほど往復していました。

なので、自然と運動量があり、映像学科に入学してから半年で、90キロを超えていた体重が77キロまで落ちて、少なくとも卒業までは77キロから80キロの間を維持していました。

一人暮らし時代は完全自炊で、自分で好きなものを料理して食べることができたので、肉断ちして豆腐をたんぱく源にし、野菜中心の食生活をしていたのが良かったのだと思います。

心理学科時代、戸塚に一人暮らしをしていた頃は、完全自炊ではあっても、自転車通学ではなかったし、買い物も戸塚駅前まで徒歩10分以内だったので、厚木時代よりは運動量が少なく、80キロから82キロの間をさまよっていました。

実家に戻ってからは、食事を家族に合わせる必要がありますし、父親の晩酌に付き合って飲酒量も増えますので、体重が微増し、83キロ程度になってしまいました。

就職後、外食の多い生活になった上に、父親との晩酌もありますので、カロリー過剰となり、体重が増加し、90キロ近くになってしまいました。
母親には「やせたいから粗食がいい」と昔から何度も提言していますが、父親が酒飲みである以上つまみで品数が多く、ご飯後出しで時間がかかるのもあって、食べすぎになりやすい状況なので、こればかりはどうにもなりません。

30代になって生活習慣病に気をつけなくちゃいけないのもあり、これはいかんと、健康維持のために意図的な運動によるダイエットを決意したのです。

 

ダイエットといっても、何の知識のないままやっても効果は薄いと思ったので、トレーニングの教本を一冊買って参考にしようと思いました。

東大教授にして現役ボディビルダーの先生が書いた本なので、科学的見地から間違いのない教本だと信じて購入を決定。
現在、体全体を効率よく鍛えるための助けにしています。

 

高校時代、90キロ近くまで太っていたのですが、市販のズボンが穿けないくらいで、体に合うのがなかなか見つかりませんでした。
一方で、同じ90キロ近くであっても、現在の体格では一般的に市販されているズボンが当たり前に穿けるので、数字上は似ていても、極端に太っているわけでもないのかもしれません。

つまり、たとえ87キロから89キロ前後をさまよっていても、継続的かつ効果的な運動習慣によって、十分に標準的な体を作ることはできるということなのでしょう。

 

これまで継続的に体を鍛える習慣をつけられなかったのは、「走るのが苦手」「筋トレの疲労感が苦手」という一点につきます。
走るとすぐに息が切れて呼吸がきつくなりますから、運動嫌いの原因の一番の要因なのです。
また、筋トレの限界に来たときの脱力したような疲労感も、運動嫌いの要因です。

体育の持久走や、雨の日の部活の筋トレと階段駆け上り駆け下りが、とにかく大嫌いでした。

 

そのため、今までは、体を動かすといっても、負担の少ないウォーキングばかりやっていて、効率的にカロリー燃焼するような運動にはなっていなかったのです。
結局、就職してから4年目の後半になっても、体重が微増することはあっても、減ることはなかったのです。
旅行では何キロの行程だろうがガンガン歩いて寺社巡りや城址巡りをするくらい、ウォーキングは好きで、足腰は鍛えられているとは思いますが、やせるような運動ではないのです。

 

そこで、効果的に脂肪を減少させて筋肉を増加させ、健やかで強そうな体を作り上げるために、自分専用のトレーニングメニューをこつこつとこなしていくことを自分に課しました。

今のところ、取り組んでいるトレーニングメニューは、以下の通り。

 

【有酸素運動】

ランニング 自宅の向かいの公園を5周(1周200mくらい?)

【体幹運動】

フロントブリッジ 30秒2回

バックブリッジ 30秒2回

サイドブリッジ 左右10秒1回 負荷が強くてすぐ潰れる

【筋力運動】

ダンベル上げ 手首 30回

ダンベル上げ 上腕表側 30回

ダンベル上げ 上腕裏側 両手持ち20回

ダンベル上げ 肩 30回

ダンベル上げ 胸 30回

腹筋 30回 腕を前に出したイージーモードで

背筋 10回 けっこうきつい

脚部屈伸 50回

【殺陣基本動作稽古】

正拳突き

裏拳打ち

手刀打ち

掌底突き

肘打ち

前蹴り

横蹴り

後ろ蹴り

前回し蹴り

膝蹴り

木刀振り 上段斬り

木刀振り 袈裟斬り

木刀振り 逆袈裟斬り

木刀振り 水平斬り

木刀振り 突き

 

このトレーニングメニューで、およそ2時間くらいでした。
かなり汗かくいい運動になります。

いくら鍛えたいからといって、もともと運動が苦手なのに無理に追い込みすぎても逆効果だし、疲れすぎると翌日の仕事に差し障るので、これを基準にペースを試行錯誤していこうと思います。

これを継続的に取り組んでいけば、健康的な体を作ることができるものと信じています。

絶対に見るべき映画13「用心棒」

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

絶対に見るべき映画第13弾は、「用心棒」(1961年)です。

今更私ごときが語るべくもない、巨匠黒澤明監督、三船敏郎主演の傑作時代劇です。

とにかく、三船敏郎と、悪役の仲代達也が、ひたすらかっこよすぎます。

内容は、空っ風吹き荒れる上州の宿場町にふらりとやってきた凄腕の浪人が、勢力争いをしている二つのやくざ一家に対して用心棒として売り込みつつ見限るのを繰り返して渡り歩き、巧妙に共倒れをさせていくというものです。

この「用心棒」は、私が初めて見た黒沢映画で、一番繰り返し見ている殿堂入り映画です。

いわば、私にとっての時代劇の教科書です。

最初に「用心棒」を見たのは、映像学科3年生の「シナリオ演習」の講義でした。

たぶん、私の世代やさらに若い世代なら同じだと思いますが、昔の白黒映画には「古い」というだけで抵抗があり、普段の生活では見ることがなかなかないでしょう。

ましてや、黒澤明という巨匠の映画なので、「巨匠」というだけで変な先入観があり、小難しい退屈な映画なのではないかと思い込んでしまいやすいのではないでしょうか。

私はそうでした。
完全に食わず嫌いでした。

大学の授業の中で「用心棒」がプロジェクターを通して大映しされてみると、今までの認識がいかに無知なものであったのかと、その衝撃に打ちのめされました。

まず、冒頭からしてかっこいい。

山を背景に歩いていく三船敏郎の後ろ姿がどアップで映り、そこに画面の横幅一杯にドーンと「用心棒」の題字が出て、主題曲が流れだし、タイトルロールが始まります。

単に歩いているだけなのに、それだけですでに映画の世界に引き込まれている自分がいます。

そして、舞台となる宿場町が、まるで西部劇の町のように広々としていて、とても日本の街道筋の宿場町には見えません。

大画面で見るために設計されたスケール感のあるオープンセットに圧巻です。

水を飲みに立ち寄った農家のオヤジ、町の状況を聞き出した飯屋のオヤジ、棺桶屋のオヤジ、お調子者の十手持ちと、話に絡んでくる面々がいちいちキャラ立ちしていて、会話場面がまったく飽きません。

状況説明役の飯屋のオヤジ(東野英治郎「水戸黄門」)がしゃべっているのを見ているだけで楽しい映画なんて、そうそうないです。

なんといっても、危なさ満点のならず者の面々の強烈な印象です。

怪力の巨人がいるは、頭が弱い暴れん坊の太っちょがいるは、ふんどし一丁のひげ面がいるはで、見ているだけで「斬りたくなる」人々ばかりです。

そうこうしているうちに、浪人の凄腕の剣が、ならず者をバッタバッタとなぎ倒します。

かっこいい!

そこに、スカーフを巻いてリボルバー拳銃を持った横浜帰りの仲代達也が現れます。

時代劇なのにリボルバー拳銃です。

考証無視で、かっこよさ重視です。

横浜帰りということにしておけば、舶来の銃を持っていても説明がつきます。

三船敏郎の剣術と仲代達也の拳銃の対決が、宿場町のど真ん中で展開されます。

そう、この「用心棒」は、日本の時代劇という体裁をとっていますが、ジョン・フォードなどのアメリカの西部劇を相当に参考にしているのです。
だから、リボルバー拳銃との対決がクライマックスなのですね。

「荒野の用心棒」など、「用心棒」の公開後、黒沢映画を参考にして(パクって)作られた外国の西部劇が賛否を巻き起こしますが、「用心棒」そのものが西部劇を下敷きにしたものであって、もともと時代劇は西部劇と相性が良かったのです。

私は、この映画をきっかけに昔の日本映画の魅力に取り憑かれ、素浪人映画と任侠映画を中心にむさぼるように日本映画を見るようになりました。

この、昔の日本を描いているように見えて、実は日本風の無国籍な架空の町での戦いを描くという「用心棒」の手法は、私の「鬼神童女遊侠伝」シリーズの世界観に多大な影響を与えています。

心理学科時代、所属していた人形劇団の後輩で、役者志望で養成所に通っていたのがいたのですが、役者志望でありながら名作映画の観賞経験があまりにも乏しくて、映画史に残るスター俳優をまったく知らなくて、ちょっと不安に思っていました。
後輩には「子連れ狼」や「眠狂四郎」の題名が通じなかったので、たぶん「用心棒」も通じなかったと思います。

後輩いわく、「アッキーさんはレベルが高すぎるんですよ」だそうです。
脚本創作や映像制作を志した者が古今東西の先行研究するのは当たり前すぎるんですけどね。
映画は小さい頃から好きで見ているだけなのですが。

「用心棒」は、悪党の巣食う町に強いよそ者がやってきて壊滅させる物語のお手本です。

「現れて、去っていく英雄」のお話を描きたいならば、今すぐにでも見ることをおすすめします。

【予告編】

【DVD・Blu-ray】

絶対に見るべき映画12 「嵐を呼ぶドラゴン」

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

絶対に見るべき映画シリーズ第12弾は、「嵐を呼ぶドラゴン」(1974年)です。

「嵐を呼ぶドラゴン」は、かつてアジア最大の映画会社となった香港のショウブラザーズが送り出したカンフー映画の傑作です。

監督は、ジョン・ウーの師匠といわれている70年代の巨匠チャン・チェ。
主演は、チェン・クァンタイとアレクサンダー・フー・シェン。

内容は、少林寺焼き討ちにまつわる少林寺の志士たちによる反清復明運動を背景にした、典型的な清朝討伐ものです。

現在の中国を支配している漢民族から見て、満州女真族系の清朝は侵略者であり、辮髪の強制など、冷遇と屈辱を受けた憎き敵でした。

そのため、カンフー映画では、清は無条件に悪役であることが多く、反清復明を掲げて清朝の悪徳役人から民衆を救う漢民族の英雄を描いたものが数多く作られることになりました。

ハリウッド映画におけるナチスドイツ、韓国映画における日本軍のようなものですね。

この映画は、第一次浪人時代に、予備校帰りに池袋西武のCD・DVDショップ「WAVE」で初めて買ったショウブラザーズ映画で、思い出深い殿堂入り映画のひとつです。

この映画のことを初めて知ったのは、高校時代に買った「別冊映画秘宝 ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進」というカンフー・マーシャルアーツ映画特集本での記事を見たことがきっかけです。

当時、カンフー映画に熱中し始めていまして、この本をきっかけに、ジャッキー・チェンやブルース・リーよりも前に活躍していたジミー・ウォングなどのクラシックカンフースターに興味がわき、ショウブラザーズ映画を見たくて見たくて仕方がありませんでした。

しかし、ショウブラザーズ映画は日本に入ってきていなかったので、レンタルビデオ屋にまったく置いていなかったのです。

そんなある日、ハリウッドのオタク監督クエンティン・タランティーノの「キル・ビル」が公開された影響で、タランティーノが愛してやまない70年代カンフー映画がキングレコードから怒涛のようにリリースされ始めまして、遂に念願のショウブラザーズ映画が解禁されたのです。

そこで、真っ先に発売されたのが、この「嵐を呼ぶドラゴン」でして、予備校帰りに見つけ次第、即購入したのです。

結果、大満足の殿堂入りです。

冒頭の演武シーンから、最後の大乱闘まで、すべてがかっこいい。

テーマ曲が10年以上たった今でも頭に鳴り響きます。
あまりにテーマ曲が好きだったので、予告編から吸い出して、映像学科時代の課題作品のBGMに流用してしまいました。

日本でもっとも有名なジャッキー・チェンのアクションと違い、「嵐を呼ぶドラゴン」をはじめとするショウブラザーズ映画のアクションは意外と地味で、回し蹴りなどの派手な足技が少なく、手技の攻防が中心であって、コメディタッチもないシリアス路線でもあり、最初に見たときは同じ香港映画とは思えないくらいの新鮮さを感じました。

香港のカンフー映画というと、「なんだ、ジャッチェンか」と父親から馬鹿にされるくらい、世間的には子供だましのコメディアクションという印象が強かったので、ショウブラザーズ映画のシリアス路線には衝撃を受けました。

今では、完全にショウブラザーズ映画に感化されまして、シリアスカンフーの方がむしろ正統派なのだと考えています。

で、この映画の主人公の方世玉(ファン・シーユイ)と洪熙官(ホン・シークァン)は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズで有名な実在の武術家黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)と並んで、何度も映画化されている伝説の英雄扱いなのですが、実際は架空の人物なのだそうです。

西洋でいうアーサー王、日本でいう猿飛佐助のようなものでしょうか。

私は、学生時代を通してうんざりするほどこの映画の格闘シーンを繰り返し見ていまして、「鬼神童女遊侠伝」シリーズの格闘演出の目指すべき境地としています。

ブルース・リーよりも何よりも、私にとっての教科書映画は「嵐を呼ぶドラゴン」なのです。

ラストの迫力の大乱闘シーンに匹敵するアクションを自らの手で成し遂げるのが、カンフーマニアとしての夢です。

【予告編】

【DVD・blu-ray】


小道具の銃が届いたので、ガンエフェクトをやってみた

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

先日注文した映画制作のための小道具の銃が届きました。

早速、開封して、手軽なリボルバーでガンエフェクトの試作をしてみました。

実験映像ではありますが、これも手間暇かけたひとつの映像作品ですので、名義入りでユーチューブに発表しました。

「同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 『鬼神童女遊侠伝』シリーズ実写映画化プロジェクト 実験映像集 ガンエフェクトをやってみた」(制作時間4~5時間ほど)

今回、初めてガンエフェクトの実作をしてみましたが、段階的に取り組んでみると、意外と単純な作業でした。

まず、ビデオカメラで銃を撃つ場面を撮影し、パソコンに取り込みます。
次に、フォトショップで銃の閃光(マズルフラッシュ)を白でそれっぽく描き、ぼかしたり、黄色がかった質感に補正したりします。

下の画像がマズルフラッシュ。

次に、フォトショップで作ったマズルフラッシュを、銃撃素材と共にアフターエフェクトに読み込んで、発砲のタイミングに合わせて2フレームほどレイヤー合成し、位置や角度を調整します。

仕上げに、プレミアに読み込んで、銃撃の効果音(今回は、「フリー効果音素材♪ くらげ工匠」http://www.kurage-kosho.info/battle.html から拝借)を重ねて、出来上がりです。

マズルフラッシュはブラシで描いたので、それだけ見るといかにも手で描いた感じが否めなくて、へぼくなりそうな予感がありました。

しかし、マズルフラッシュは1~2フレームの一瞬しか目視できませんので、一時停止でもしない限り、細かい作画の粗は気にならない程度のものでした。

たったワンカットの発砲のためのガンエフェクトを実作するのに4~5時間くらいかかりましたが、これで勘はつかめました。

デジタル合成のなかった時代の映画では、市販のモデルガンに特殊な改造を施して火薬量を3倍くらいにして撮影していたそうです。
騒音もあるし、資格もいるし、危険なので、このご時世、インディペンデントではなかなかできることではありません。

実際に火薬を使う手間を考えたら、デジタル合成を覚えた方がはるかに賢明です。
素材制作と合成の手間はありますが、デジタル合成なら複製はいくらでもできるので、横向き、正面向き、斜め向きのそれぞれの角度でマズルフラッシュの素材を描きためておけば、編集用に使いまわせます。

マズルフラッシュと同じ要領で、壁などに弾痕が生じたり、跳弾して火花が散るエフェクトも作れると思うので、ちまちまと試していきます。

静止画の合成に慣れたら、血飛沫や血だまりが広がるアニメーションを描いて合成できるようになりたいです。

 

実写映画のガンアクション用に小道具の銃を注文しました。

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

実写映画版「鬼神童女遊侠伝」シリーズの実現に向けて、小道具に使う銃の注文をしました。

ファンタジーなので、実在する銃を模していようがなかろうが気にしないので、とにかく実銃のような排莢機能があり、ボルトアクションやダブルアクションのできる、とにかく値段の安いリボルバー拳銃とライフルを探して購入を決めました。

注文したのは、クラウンモデルというメーカーのものです。

リボルバーガスガン

ボルトアクションエアーライフル

できるだけ安くしたいので、リボルバーもエアガンにしたかったのですが、その場合ダブルアクションができないようで、しかもコッキングが固いようなので、映画用の小道具には向かないと思い、ダブルアクション対応のガスガンにしました。

1万円以下の安物銃なので、ウッドストックはたぶんプラスチック製の偽物でちゃちいものだと思いますが、こればかりは妥協するしかないです。

21世紀の日本の武州西部で、和装の神様と妖怪がリボルバーとライフルでドンパチやるという、「ムサシノウエスタン」が展開されます。

いきなり大量の銃を用意するほどお金がないので、銃はザコ戦では使わず、お凜様と妖賊の親分の最終決戦で使う予定です。

もちろん、お凜様がリボルバーで、妖賊の親分がライフルです。

銃撃や弾着の閃光の効果は、なんとかアフターエフェクトで試行錯誤することにします。
騒音問題もありますので、ガンエフェクトはデジタル合成で習得したほうが現実的なのです。

リボルバーを差すホルスターや、ライフルを担ぐスリングは、別途探して注文します。

ドンパチ、チャンバラ、カンフーという、アクション3大要素をすべて追及したスーパーヒロインがお凜様です。
映画少年のロマンそのものです。

ちなみに、「鬼神童女遊侠伝」に登場する銃は、設定上、火薬式ではありません。
「神力」や「妖力」を空薬莢に仕込んで弾丸化して飛ばす、人知を超えた超自然的な専用銃です。
なので、人間ではただの空撃ちになってしまい、撃てません。

銃刀法で規制された現代日本では銃そのものがスーパーアイテムなので、人知を超えた存在にしか使用できないことにしてしまったほうが説得力が出ます。
なので、法律によって銃を持つ権限がある警察や自衛隊は、「鬼神童女遊侠伝」には登場しないことにしています。
それっぽい特別な衣装を用意するのが面倒くさいというのもありますしね。

小道具の銃も調達したので、銃撃戦場面も描くことを前提に、実写映画版の脚本執筆を進めていきます。