【映画制作】小道具作り7打刀仕上げ削り、鍔切り出し、鞘塗り

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部(通称・鬼姫狂)代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

実写映画「鬼神童女遊侠伝/まさかり担いだ熊男」(仮)の小道具に使う刀剣の制作が進んでいます。

昨日、川越のユザワヤに行って、刀の柄巻と下げ緒に代用できそうな汎用品の紐を探して購入し、また、地元の狭山市内にあるケイオーデイツーに行って、木材の削り込みに使える電動工具のディスクグラインダーを購入しました。

調達した紐は以下のものです。

平たい紐のうち、赤がお凜様用、青が牙吉さん飛丸さん用、紫が妖賊用です。

他の紐は下げ緒用です。


イメージではもっと濃い青や紫だったのですが、都合のいい色がなかったので、その辺は妥協です。

で、今日、午前中のうちにディスクグラインダーで刀身の仕上げ削りをし、鍔の切り出しと削り込みをやりました。

前回までの刀身の粗削りでは、小学校の図工の延長線で、延々と金やすりを使って削り込みをやっていたのですが、作業効率が悪い上に手首への負担が大きかったので、その経験から、木材の削り込みに使える電動工具はないものかと思いました。

それで、ネットであれこれ調べていたら、どうもディスクグラインダーという電動工具が削り込みに使えるとわかったので、近所のホームセンターで探してみたのです。

すると、6000円の最安値のものが見つかったので、カード決済で即効購入しました。

そのディスクグラインダーで刀身と鞘の仕上げ削りをしたら、作業がはかどりすぎて、数日の苦労は何だったのかと思いました。

私は小学時代の図工の頃から工作よりも絵の方が好きでしたから、工作には慣れていないし、工具にも詳しくないのです。

習うよりも慣れろの発想で、実際に公式作品を進める中で、自分であれこれ試行錯誤しています。

で、刀の鍔を丸く整えるのに、このディスクグラインダーが便利すぎました。

直系7センチに合わせて切り落とした木の板を6枚分重ねて作業台に挟み込んで固定し、ディスクグラインダーでまとめて角取りをしてみたところ、ものの5分で丸くできてしまいました。

熟練者ではないので正円には程遠いですが、あくまでも映画の小道具として作っている刀の鍔である以上、カメラ越しにそれっぽく見えれば問題ないので、切り出しはこれでよしとします。

以下が丸く切り出した鍔の部品です。

後日、意匠彫りをして着色し、刀身に組み込みます。

鍔の切り出しを終えた後、飯能の芦苅場にあるビバホームに行き、小道具に使うお凜様専用の朱塗りの薙刀と熊男の鉄斧を作るための木材と、塗装に使う工作用絵具と刷毛を調達しました。

写真の木材のうち、棒状のものが薙刀と鉄斧の柄、板状のものが薙刀と鉄斧の刃先になります。

あと、薙刀のねじ込み式の柄の接続に使う8㎜のボルトとナットを買いました。

柄の接続部に穴を空けてボルトとナットを接着して仕込めば、ねじ込み式の柄が作れます。

長柄武器は室内や車内での取り回しが不便なので、短い柄2本をねじ込み式で組み立てて長柄とする方法が最適と考えました。

絵具については、高校時代の美術で使っていた絵具セットが残っているので、それで間に合うかと思ったのですが、あいにくと使いたい色に限って品切れだったので、買うしかなかったです。

薙刀用の赤、鉄斧の柄用の茶、刀の鞘用の紺、刀の柄用の白です。

木材と絵の具で、合計4,779円。

絵具代が結構かかりました。

で、買ってきた刷毛と絵具を使って、さっそく刀の鞘塗りをやってみました。

人形劇団時代から久しぶりの絵具作業であり、また、木材を塗り込むというのが小学校の図工以来ということもあり、なかなか濃度の勘がつかめず、極端に薄くなった箇所もあって、塗りむらが目立ってしまいました。

しかも、下に敷いた新聞紙が一部貼り付いてしまったので、後日、目に余る部分は新聞紙の破片ごと重ね塗りをしてごまかそうと思います。

世界観の設定上、鬼姫山三神と妖賊の「手作り」による密造刀なので、武器として使えれば造形の粗があったっていいのです。

さて、ディスクグラインダーの6,000円と合わせて、今回の木材と塗料の購入で1万円近い出費となりましたが、これで穴空け用のドリルを調達すれば、小道具の準備はほぼ整います。

あとは、衣装代と、役者の稽古道具代と、出演料です。

まったく知名度のないご当地映画の第1弾なので、役者の募集に関して説得力を持たせるためにも、あらかじめ備品を買いそろえたり、小道具を作り始めたりして、実現可能性と本気度を証明するしかありません。

世界観共有型の会員制創作活動団体の代表者を名乗る以上、一番ハードルの高い「映像作品」に挑戦し続けるのが主導権につながるのではないかと考えています。

寝かせている絵本や、18歳以上向け脱衣丁半博奕ゲーム制作もありますが、小道具や衣装の制作で一段落つくまでは、映画制作に集中していきます。

あとは、悩みどころとしては、会員制創作活動団体として体をなすために、いかに創作師兼伝道師を勧誘するかですね。

漫画家志望など、売れない無名クリエイターの受け皿を作りたいというのが基本理念なので、「少年漫画や少女漫画を目指しているけどまったく芽が出ずに埋もれている人」が想定される勧誘先です。

すでに売れている人はどうでもいいのです。

売れていない人の活躍の場を確立するのが鬼姫狂の使命なのです。

【映画制作】小道具制作6打刀粗削り終了

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部(通称・鬼姫狂)代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

実写映画「鬼神童女遊侠伝/まさかり担いだ熊男」(仮)の小道具に使う刀剣の制作が進んでいます。

今日の作業で、打刀3本分の粗削りが終わりました。

都合4時間ほどの作業でした。

粗削りが終わった打刀6本と短刀1本を並べて写真保存。


まだ荒削りの段階なので、ところどころ歪んでいる部分があるのですが、仕上げ削りで表面が滑らかになるようにします。

一日中、木材を角取りするために金やすりで削りまくっていたので、木材の持ち手のほうの手首がめちゃくちゃ痛くなりました。

ずっと手作業でやってたら負担が大きくて手首が壊れそうです。

表面をつるつるに磨くための電動工具にはサンダーがありますが、効率的に角取りをしたり薄く削るための電動工具があればほしいところですね。

「鬼神童女遊侠伝」は、基本的に子供のためのヒロインアクションなのですが、教育的効果を狙って、「手作り感」を前面に出しています。

何でもお金の力で外注化するというのは、自分の力で何とかするという問題解決力を養えないので、青少年向けの作品としては創意工夫の模範となりません。

なので、今回の映画は、たとえ時間がかかったとしても、小道具も衣装も、自作できるものは自作してみるという方針です。

まあ、外注するお金がないというのが大きいですけど。

今回の作業で、粗削りは終わったので、後日仕上げ削りをやり、鍔作りに入ります。

鍔はお凜様、牙吉さん、飛丸さん、妖賊と、それぞれ個別の意匠を彫刻したいと思っているので、下絵を描いて切り出して組み込むまで、数日の工程になるかもしれません。

鍔付けが終われば、素体制作は完了し、刀らしくなってきます。

4月中には刀作りを終わらせ、薙刀や鉄斧、その他の小道具の制作に着手できればと思います。

そうなると、仮面や衣装の制作に入れるのは、6月くらいからでしょうか。

実写映画制作を決意したのが去年の8月なので、なんだかんだで準備に丸1年かかってしまいそうですね。

直属の役者の募集と養成もやっていく必要があるので、4月に対外的に告知できるようになるのを目指してチラシも作っていきます。

グローカルキャラクタービジネスで天下を取るにも、地元に足固めをしなくてはおぼつきません。

地道に宣伝活動も試していきます。

【映画制作】小道具作り5打刀粗削り

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部(通称・鬼姫狂)代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

実写映画「鬼神童女遊侠伝/まさかり担いだ熊男」(仮)の小道具として使う打刀の粗削り作業を進めています。

今日の作業成果は1本で、4時間くらいかかりました。

以下が、粗削りした刀身と鞘です。

写真の通り、刀身がすっぽりと鞘に納まるようになったのですが、その時に気付いたのが、柄と鞘の縦の寸法が微妙に合わなかったということです。

まあ、刀身に鍔をつけたら、その辺の違和感はごまかせると思うので、誤差の範疇で押し切ります。

作業に4時間もかかったのはなぜかというと、刀身が鞘に納まるためには、やすりで細く薄く削る必要があるためです。

なので、のこやすりで延々と刀身をゴリゴリやっていました。

粗削りの段階なので、やすりの削り具合に比例して峰や刃が波打つように歪んでしまっているのですが、納刀と抜刀はできるようになったので、刀としての体裁は整いました。

歪んだ部分の微調整は、残り5本の打刀の粗削りが終わってからにします。

試しに抜刀したとき、切っ先の引っ掛かりを覚えまして、刀身が長すぎたのかなと思っています。

ただ、木製刀剣なので、長すぎる部分は後で切り詰めればいいので、とりあえずこのままの長さで置いておきます。

この作業で、打刀の刀身と鞘の粗削りに4時間程度かかるとわかりました。

そこから考えると、打刀の粗削り作業は、あと5日で終わる計算です。

なので、3月中には刀の粗削りを終えて、4月には鍔付けと塗装、柄巻を仕上げていければと思います。

長丁場の小道具作りですが、コツコツとやり遂げていきます。

【映画制作】稽古道具買い付け2

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部(通称・鬼姫狂)代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

実写映画「鬼神童女遊侠伝/まさかり担いだ熊男」(仮)の役者募集及び養成の前準備で、当結社直属の俳優養成機能「映像演技武術研究会(通称・演武研)」の活動のための備品を注文しました。

前回、試し買いをしたキックミットを片腕につけて、もう片方の腕で打ってみた感じが良かったので、正式採用とし、2人1組で10人体制までの稽古ができるように、4セットを追加注文しました。

あと、自分の稽古用に、前回グローブは買ったので、今回はレッグガードを注文しました。

合計金額は 11,576円。

一応、私は企画側で監督なので、基本的には裏方なのですが、自分が経験していないことは具体的に教えられないというのと、純粋にヒーローに憧れているというのがあり、怪我をしないことを最優先にアクションを研究します。

結婚して子供ができたときに、「あの端っこで斬られてるザコキャラは僕がやったんだぞ」って言いたいじゃないですか。
ええ、私はザコキャラ大好きです。

「鬼神童女遊侠伝」シリーズはヒロインアクションなので、あくまでも女の子を引き立てるのが男連中の役目です。

なので、飛丸さんや牙吉さん、ゲストキャラの土地神、一般人を除いて、男役者は基本的には悪役です。
しかも、隅っこで吹っ飛んでるようなザコキャラが多いです。

まあ、ザコキャラといっても、少ない人数で100人組手をやっているように見せかける力技をやるので、ほんの一瞬で消えるエキストラ扱いではなく、メインキャストですが。

アクションの稽古や本番では、自分が怪我しちゃいけないし、他人を怪我させてもいけないので、あくまでも安全第一です。

いざという時の保険に入った上で、保険など使わないのが一番正しいアクションです。

近年のアクション映画では、実戦性を重視した、総合格闘技を応用したものが多いですが、危険な動作もかなり取り入れています。

しかし、「鬼神童女遊侠伝」シリーズは、小学生の男の子の心の琴線に触れるような、子役少女によるヒロインアクションなので、危険なことはさせられません。
なので、下手にリアルファイト路線に迎合するよりも、古典的な舞踏的殺陣を目指したほうが安全と考えています。

これで、アクションの打撃稽古の備品はそろいます。

あとは、蹴り技や突き技を受けるプロテクターと、転倒用保護マットと、跳躍攻撃に使う簡易トランポリンが必要です。

この辺りは、お財布と相談しながらまたコツコツ集めます。

月会費制の研究会なので、活動が軌道に乗れば、備品代は回収できます。

アクションが嫌いな男子はいないはずなので、上手く募集すれば、地元からヒーロー願望あふれる役者は発掘できると信じています。

国立国会図書館に原作中の原作を送付しました

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部(通称・鬼姫狂)代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

昨日、電車で永田町の国会議事堂の目の前にある国立国会図書館に行って、映像紙芝居DVDと主題歌CDの納本手続きをやってみました。

国立国会図書館など、特殊な研究をしている人くらいしか行ったこともないと思いますが、私も初めての訪問だったので、 入るのにかなり緊張しました。

初めての入館者は新館からどうぞということで、利用者登録証を発行してもらい、入館しました。

で、「個人出版物の納本をしたいのですが」と言ったら、「納本でしたらここではなく、1回の裏の方にある関係者用通用口に行ってください」ということで、裏口の守衛所で場所を教わって、納本受付に行きました。

すごく殺風景な広いオフィス(内向型なので、仕切りのないようなこういう空間は苦手)で、ブザーを押したら係の人が来たので、「納本をしに来ました」と伝えました。

渡された申込書に書くこと書いて手渡したら、「納本ありがとうございました。これで手続きは終わりです」と言われたので、「あの、ホームページには、作品の代金の5割程度で買い取りとありますが、その手続きはどうするんですか?」と返したら、「ああ、代償金をご希望ですか、なら別の担当が来ますので待ってください」とのこと。

半額程度とはいえ作品の売り上げになるのだから、買取希望なのが当たり前でしょう……。

別の担当者がきて、代償金申請書を渡されて、「個人の任意団体の発行でしたら、団体の証明として角印を押してもらいたいのですけど、ありますか?」と言われたので、「今は持っていないですけど、自宅には置いてあります。個人の商号登記で角印の登録もしています」と返したら、「なら、申請書に角印を押して、納本作品と一緒に郵送していただければ、支払いの手続きをしておきます」と。

わざわざ電車で都心まで来たので、個人印だけでその場で受理してほしかったのですが、屋号を証明する角印を押すことを求められたということは、「お役所としては」任意団体の代表として認められていることの証明なので、なんかうれしかったです。

内向的な非リア充のコミュ障でも、お役所で通用する社会活動の代表者になれるという証明ですね。

素性を一切明かしたがらないフリーランスよりも、しかるべき手続きをしている個人の任意団体の方が信用力は高いということでしょう。

まだ活動で売れてないので払いすぎた税金は還付されていますが、登記手数料と商標登録手数料を合わせたら、国に納めた税金額はかなりの金額です。

日本文化の発展に携わる者として、素性の証明として商号登記をし、指定商品指定役務における独占排他権の証明として商標登録をし、一次資料の証明として国立国会図書館への収蔵をすることで、「鬼姫狂」が胡散臭い活動でないことを示せます。

歴史上、日本で天下を取って名を成した人は、国家権力のお墨付きを得て、その権威付けを背景に、主導権の正当性を主張していました。

「創作信仰鬼姫狂総本部」の看板の下、「鬼神童女遊侠伝」という表題名で、「花吹雪のお凜/花吹雪凜凜志乃大鬼姫神」という呼称を使い、「腕っぷしは強いが心優しい女の子の鬼が活躍する勧善懲悪物語」を展開することにおいては、
最高権力である国家がその権利を証明してくれます。

だからこそ、日本国憲法を筆頭に、著作権法、商標法、商法、民法、独占禁止法、特定商取引法、消費者契約法、個人情報保護法、下請法、児童福祉法、児童ポルノ規制法、青少年健全育成条例など、関連法規制は勉強して守らなければいけません。

法律上の権利を主張するなら、法律上の義務も順守しなければならないのが法治国家の原理原則なので、「日本文化を背負う正統派の創作活動団体」を目指す以上は、設立者が「ホワイトゾーン」を意識する必要があるのです。

ちなみに、出版物の納本制度は、出版関係の人以外は誰も知りませんが、法人個人関係なく、自費で出版を行う者に課せられた国民の義務(目的は、日本国民の文化的成果物の永久的保存)です。

義務なので、一応罰則もあり、「出版後30日以内に納本しないと、販売価格の5倍以下の過料に処す」とありますが、マイナーすぎる法律なので知らない人の方が多く、出版人の負担も大きいということで、実際には罰則を適用したことはないそうです。

国立国会図書館に保存してもらうことができる権利ではなく、保存するから差し出しなさいという義務なのです。

本なり、CDなり、DVDなり、自費で出版活動をやっている人は誰も知らないとと思いますが、国会図書館に納本すればデータベースとして情報公開されるので、名実ともに、日本文化資料の一部として正式に認められたことになるのです。

つまり、日本文化研究をやっている学者の論文の引用元になることができるので、将来的に「武州狭山発祥の新しい鬼の文化の創造」における第一人者と名乗れる伏線となるのです。

私はあくまでも芸術学部と心理学部のハイブリッドなので、「文化の発展への貢献」や、「つまづいた弱い立場の人への自立支援の場の提供」の面での社会的評価を得られるようになりたいのです。

だから、経済学部や商学部出身の商売人的経営者のように、目先の金額は行動指針とはなりません。

一番大事にしているのは、その時点における主観的な達成感を得られることです。

でも、天下を到達地点にするからこそ、いつになっても自信なんてそうそう持てないのかもしれませんね。

天下を取れる保証なんて、自分含めて誰もできないですから。

だから、「これこそが神命である」と信じ抜いて、自信なんてなくても一歩ずつやり続けるしかないのでしょう。

徳川家康だって、天下を取ったときには60代70代になっていたわけですから、たぶん、鬼姫狂史において、幕藩体制(総本部と各地方の創作師の関係)の確立だけで一生かかるんじゃないかと。

これで、原作の国家への納本は終わったので、次は、実写映画による「偶像崇拝の具現化」(芸能の発祥は神楽などの祭礼)です。

「宗教きも~い」なんて言ってるようなアイドル志望の女の子は、芸能の発祥を知らないということなので、それはニセモノのアイドルです。

神の依代を演じることができて初めて本物のアイドル(=偶像)といえるので、鬼姫狂では、そのようなミューズ(=ギリシャ神話の女神たちムーサの複数形の英語名。 文芸・学術・音楽・舞踏などをつかさどるとされる )の素養がある女の子を探します。