どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。
当結社の直営ネットショップのシステム移行を検討していまして、オープンソースのECーCUBEの正式採用を考えていましたが、お試しでダウンロードしていじってみると思いのほか相性が良くなく、ワードプレスと違ってアップデートも手作業でやらなければならないということもあり、面倒くさそうなので採用を取りやめました。
で、色々と保守を丸投げできるクラウド型のASPネットショップを探していたのですが、格安サービスは安い代わりに不便も多く、長い目で見て大きなビジネスとして育てにくそうだと悩んでいたところ、cscartというネットショップサービスが見つかり、それを試してみることにしました。
サーバーレンタル型のマーケットプレイス構築プランで月39800円
低所得の個人としてはかなり高額な月会費なのですが、楽天のような出店料を徴収できる会員制ビジネスが簡単に構築できて、酒たばこや表現規制のための年齢制限機能があり、標準提携決済にアダルト可の業者があったり、多言語対応していたり、海外通貨対応だったりと、当結社が求めている機能がすべて入っていました。
これだけの本格的な機能が個人でも月39,800円(決済は別料金)で契約できるのですから、一旗揚げたい立場としては買わない理由がないです。
当結社の維持費を見直して合計すると月76,000円なので、実家暮らしでもきつい出費ではありますが、これを原価として月100万円稼いでやるくらいの気持ちがなければ、そもそも起業家として独立なんかできないでしょう。
楽天の一番安い出店プランが月19,500円なので、それを相場として考えれば、青少年のための教育目的の学割プランで月1,000円~、個人作家向けの一般プランで月1万円~、エロ解禁の特別プランで月2万円~のような多段階会員制度を構築すれば、会費収入だけで生活できるような仕組みを作れるんじゃないでしょうか。
システムが気に入らなければ1ヶ月以内ならば返金保証があるようなので、申請すれば初期費用が全額戻ってきますから安心です。
これで、自分の持つ知的財産権を合理的にお金に変える仕組みの完成形が見えてきます。
元本にして200万円以上(資料代や見聞旅行代など、経費として計上されていない先行投資を合わせたら、もっと多いです)と14年の歳月と労力がかかってきたと考えたら、仮に時給1000円、1日8時間、週5日で単純計算しても2688万円の人件費が元本に上乗せされてもおかしくないので、少なくとも3000万円から5000万円は稼ぎ出せて、ようやく私の孤独な試行錯誤が報われると言えるでしょう。
副業禁止とか、妬み僻みとか、同調圧力の強い日本には問題が色々ありますけど、リスク取って起業して軌道に乗せるまで孤軍奮闘し続けられる人の方が高く評価されるような時代になっていけば、誰でも主導権を握って夢を追い続けられる社会になると思うのですけどね。