今後の抱負

どうも、同人結社鬼姫狂代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

ずーーーーっと潜伏しながら黙々と取り組み続けてきた、創作物販売所の新システム移行作業に終わりが見えてきました。

woocommerceというワードプレス組み込み型のオープンソースECシステムに、同じくワードプレス組み込み型のメンバーシップシステムとアフィリエイトシステムを連携させ、鬼姫狂の核である会員制度が合理的に実現できるようになりました。

創作師制度、伝道師制度、芸能師制度(鬼姫流演武術研究会)、広告師制度(栄久広告貼出所)、架空史跡登録制度と、武州鬼姫信仰を形作るための基本となる会員制度の組み込みが、今日をもって終わりました。

上記の会員制度については、正式に会員募集活動ができる体制が整いましたので、ようやく「会員勧誘」と「会員研修」という実践過程に辿り着けます。

事業を立ち上げるというと、どうしても直接的にお金を稼ぎだす「営業・販売」にばかり目が行き、「売り込み」以外は「行動力」ではない、という風潮があります。

けれども、売り込むためには、そもそも売り込むための「商品」なり「役務」なりを企画開発しなければならないわけで、それなしでは売り込むことすらできません。

鬼姫狂の場合、短期的な流行に左右されるのではなく、長期的な視野に立って、100年200年残るような普遍的価値に基づいた本物の文化創造の拠点になっていきたいという明確な考えがあるため、子、孫、ひ孫に継承できるような家業の礎を確立させることだけを目指しています。

そのため、目先のお金を追うのではなく、武州鬼姫信仰に基づく事業分野の策定と、そのための知的財産権と独占的取引市場の確立に時間をかけるべきと判断し、宣伝や営業・販売については優先度を下げていました。

仕組み化が中途半端な状態で下手に売り込むことを考えても、足元を見られてしまう危険もありましたので、鬼姫狂を家業としていくための法的独占権を掌握する必要があったのです。

法的独占権が整っていないと、類似品に対して何の対処もできないということになりますので、キャラクターコンテンツとしては足固めが何よりも大事なのです。

ここまできて、ようやく鬼姫狂を軌道に乗せることを本格的に目指す段階に入ります。

無論、いきなり巨大組織を作ることなどできませんので、まずははじめの一歩として、鬼姫狂団の最高幹部となる副代表(嫁)1人、副代表補佐1人、執行役員3人、準役員である埼玉県本部長1人、埼玉県市区町村支部長10人を確保することが目標です。

鬼姫狂の幹部は、創作師登録、芸能師登録、伝道師登録をすることが前提条件となるので、それだけでも16人の会員勧誘実績となり、会員研修実績となります。

まずは創始者の私自身が、自分の活動のための勧誘と研修をやり遂げないと組織化のための説得力がないので、まずは自分が鬼姫狂の勧誘員となり、研修員とならないといけません。

鬼姫狂は自腹切って立ち上げたのだし、自分が一番詳しいので、自分が一番鬼姫狂の勧誘と研修に向いているわけです。

で、鬼姫狂では、「社会的に弱い立場に置かれている人の活躍の場を作る」というのが会員募集の基本理念なので、いじめられっ子、コミュ障、ひきこもり、ニート、不登校、大学院崩れ、空白期間などはまったく気にしません。

そんなくだらないことよりも、鬼姫狂を、鬼姫山三神を、「鬼神童女遊侠伝」シリーズを好きになれるかどうか、創作師や芸能師として誠実に取り組みたいかどうかだけを気にします。

過去や現状はどうあれ、志さえあれば鬼姫狂の最高幹部に就任できます。

なんせ、ポストはガラ空きなので。

ただ、鬼姫狂の最高幹部は、実写映画版「鬼神童女遊侠伝」シリーズの初代看板役者を兼ねているので、殺陣に対応できる「役柄に合った年齢」である必要があります。

鬼姫狂の会員になるには、創作師としても、芸能師としても、一切の経験は必要ありません。

最低限の実技研修は私が自分でやりますので、まったくの初心から始められます。

創作師登録で月15000円、芸能師登録で月10000円、伝道師登録で月1000円の会費を徴収するのですから、直属の最高幹部について創作師や芸能師になるための基礎研修は自分でやらないと。

下手な専門学校行くよりは、よっぽど安いです。

最高幹部1人につき会費収入26000円ですから、子役を除く幹部15人でも月39万円なので、鬼姫狂の最高幹部を集めるだけでも最低限自立して生計を立てられる計算になります。

実質的に、創作師養成、芸能師養成のための少人数制の私塾講師業となります。

この仕組みによって、嫁探しと経済的自立が同時に叶います。

で、鬼姫狂の最高幹部の実技養成を行いつつ、公式作品の第一線に実践投入します。

具体的には、進めている実写映画を撮影し、編集し、完成させます。

そして、国内外の映画祭に出品すると同時に、直営の映画祭である「武州活劇映像祭」の第1回を開催します。

さらに、最高幹部を本物の鬼姫狂徒に仕立てるために、「鬼姫山回峰行」を行います。

「鬼姫伝承学研究会」と「鬼姫合戦普及委員会」も始動させます。
根本聖地「鬼姫神社」と宿坊「鬼姫山隠棲館」、撮影所「鬼姫山城砦村」、秘造飲料「霊泉鬼姫山」、ご当地食品「神饌共食~お凜様の大好物~」の実現に向けた最高幹部会も始動させます。

鬼姫狂の最高幹部候補を募集して研修業務で自分自身の生計を安定化させつつ、じわじわと最高幹部の収益化を図っていければと。

まずは、副代表1人、副代表補佐1人、執行役員3人、準役員11人を歴史上初めての鬼姫狂徒に仕立て上げるのが、鬼姫狂創始者の私の仕事です。

19歳の頃からずっと続けてきて、潜伏期間15年になります。

なんだかんだで、34歳です。

すぐにお金にはならないにしても、絵を描く、脚本を書く、写真を撮る、映像を撮る、音楽を作る、演技をする、工作をする、旅行で見聞を広げる……鬼姫狂の基礎を確立するために、「鬼神童女遊侠伝」シリーズを確立するために、自分で考えて色々試してきました。

直接的なものだけでなく、間接的なものも合わせれば、膨大なお金もかかっています。

そろそろ、鬼姫狂の狂祖(難解な教義はないので教祖ではない)として、鬼姫狂団を確立するために鬼姫狂徒の狂化活動を進めてもいい年頃になってきたはずです。

日本の国勢調査から考えて、〈男子児童(3歳~17歳前後)の人口〉と〈20代~30代の男性の人口〉の約2%が鬼姫狂徒になってくれれば、会員数約50万人になります。

100人のうち2人だけでも鬼姫狂徒になってくれれば、他の98人に無視されてもいいと割り切れば、心持ちも強くなれる気がします。

コロナショックで、社会の価値観や構造も激変する時代です。

まずは、16人の鬼姫狂徒を集めて、創作師芸能師養成のための私塾運営で、最低限食えるようになる。

勢力拡大は、その先の課題です。

鬼姫狂の「狂」の字は、吉田松陰の残した「諸君、狂いたまえ」という言葉から取りました。
吉田松陰の著書は読んだことないけど、この言葉だけは本当に好きで、団体名に取り入れました。


鬼姫狂の最高幹部候補を集めて、自ら創作師と芸能師を研修することに挑戦するのは、鬼姫狂史における松下村塾なのです。

近況

備忘録的なものなので、今回は「ですます調」ではなく、「だ、である調」で。

ワードプレスのメンテナンス中に、誤ってブログの画像を削除してしまった。
記事そのものは消していないけど、画像の復旧はかなり手間がかかるので、やらないかも。

今、鬼姫狂は絶好調と絶不調が同時発生している。

絶好調なところは、私が死ぬまでかかろうが成し遂げたい鬼姫狂の事業領域における商標権の出願が終わり、あとはひたすら登録待ちということ。

死ぬまでに叶うかどうかわからないし、死んだあと続くかもわからない。

けれども、とりあえず、権利化は果たせる。

権利化さえできれば、ひたすら最低限の維持費を貯めていれば続けることだけはできる。

「心優しい女の子の鬼が悪の軍団相手に大暴れ」

何故か誰もやっていなさそうだったこの一点の隙間を狙って、独占市場の基礎を確立する。

その点は、絶好調。

絶不調なところは、創作物販売所の再構築がうまく進まないということ。

一世一代の大出費をしてCSカートというシステムを買って組み込んだのだが、何故かアップグレードをしたら不具合が生じてシステムが使えなくなってしまった。
サーバーとの相性なのか、再インストールしてもダメで、原因がよくわからない。
保守付きのサーバープランの以降も考えるも、モール型だと高額できつい。

そこで、別のシステムへの移行を決め、色々と模索して、どうしてもしっくりこなくて、現状、ワードプレス組み込み型のウーコマースというシステムを試している。

ウーコマースは、ワードプレス組み込みなので、基本は無料というのがお財布にいい。

で、会員制創作活動団体という体裁を整えようと試行錯誤しているのだが、ただブログを書くのと違って、プラグインを探すだけでも時間がかかり、設定にも時間がかかる。

ようやく、既存の作品の登録は終わったが、会員制度と決済導入が終わらないので、まだまだ仮公開で決済のテストモードは外せないでいる。

また、2011年からずっと使っていたアフィリエイトシステムが、サーバーとの相性なのか、プログラムが古くなったのか、いつの間にか機能しなくなってしまった。

購入した会社のウェブサイトからアップデータをダウンロードして適用させてみても、再インストールしても、改善しない。

なので、アフィリエイトシステムもワードプレス組み込み型に移行しようと考え、年額制月額制の継続課金認証に対応した海外製の新システムを試している。

だが、これもなにぶん英語なので、国産のシステムよりは設定がとっつきにくく、仮運用のまま。

そして、表現の自由を最大限保証するために、また、鬼姫狂が世に出た後でお凜様のエロ同人をアングラ化させたくないというのもあり、エロ公認18禁対応をずっと考えていたのだが、エロコンテンツへの決済導入が軒並み禁止という現実にぶち当たった。

エロOKの決済もあるにはあるが、ハイリスク商材扱いで使用料が高額だった。

ポルノに強い海外決済はどうだろうと調べると、やはりエロは敷居が高く、世界的に「ロリコン」に関してはタブー視されているので、難しそうだ。

「誰も困らない健全な二次元エロ」ですら「ロリコン」は規制しろというのが日本以外での世相なので、ごり押しはできない。

実写と違って、人畜無害なんだけど。

で、ここは自分から折れて、18禁はやめようかなと。

自分も健康な男子なので、エロが嫌いといえば嘘になるし、創作の世界で実際に大きな需要があるのは事実。

需要はあるんだけど、ここまで性表現の規制だらけの中で、「ロリコン」を健全化していくには、18禁をやらないのが正解なのかなと。

まあ、日本の条例では、既定の分量を満たない性表現は全年齢なので、その中でエロを追及するというのも、時代に合ったやり方かなと。

そもそも、エロ同人を公認化させるための対策であって、自分が本当にハードな18禁エロを作りたいわけではない。

18禁さえ妥協すれば、決済はいくらでも使えるので、悩む必要がなくなる。

ならば、「全年齢の健全エロならOK、18禁はNG(非公認の同人頒布はもっとNG)」にしようかと。

需要を満たすといっても、公式でそこまで本気でやりたいわけじゃない18禁の導入が面倒くさい。

お凜様としては「夢の中でのエロならOK」だけど、そういう論理は日本だけの話で。

自由と規制の戦いというのは終わりがないのだろうけど、たぶん、世の流れ的に、「ロリコン」表現への規制は強くなるはず。
そして、自分ではそこまでエロにこだわっているわけでもない。

最後に、鬼姫狂の立ち上げ当初から、ショッピングモール型のネットショップの確立に執着していたが、モール型は少数派なので、色々と設定などややこしくなる。
ウーコマースも、標準だと無料だけど、モール化すると追加料金がかかるので、モール化しないで、内部的に会員制にする方がいいかなと。
その方が、導入と管理がスムーズにいくかもしれない。

19歳からずっと続けてきて、諦めはしないけど、軌道に乗るのはまだまだ時間がかかる。