どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。
ワードプレスのよくわからない英語スパムコメントがうっとうしいです。
さて、昨日、本屋でJAVAの入門教本を買ってきました。
以前からプログラムに興味を持っているのですが、ウェブプログラムのためのPHPとSQLの習得に並行して、アプリ開発の下地としてJAVAを習得しようと思いました。
すぐに実用レベルにはできませんが、簡単なミニゲームを独自開発できるようになるという目標の下、ちまちまとやっていきます。
映像学科時代、就活で任天堂やコナミなどの「名前を知っている」大手ゲーム会社に応募して、ことごとく書類選考すら通らなかった思い出があります。
過当競争ですからね。
でも、ゲーム会社の社員じゃないからゲームを作ってはいけないという法律はないので、自主制作という道が残されているのです。
そういう開き直りと実践力を磨いた人の方が、これからの時代は生き残りやすいのではないかとも思います。
自主制作というとアマチュアのように思われがちですが、要は資本家兼実務家の道を進むということですから、新規事業の開拓も自由なわけですよ。
ゲーム業界で言われている就活生の批判で、「ゲームはプログラムなのに、ちょっとしたプログラムの経験もないまま、「ファイナルファンタジー」のような感動する物語を作りたいといって応募してくる学生が多い。ゲームとは何かを理解していないし、そういう人こそ初期のレトロゲームを馬鹿にしていたり、知らなかったりする」というのを何かの記事で見たことがあります。
下手糞でもいいから、自分で何か作ってこいと。
普通に生きていると、ゲーム制作やプログラムなんて誰からも教わらないので、どうすればいいのかわからないです。
右も左もわからない中で、それでも前に突き進もうとする人だけが、将来有望である、と。
映像学科時代、2Dアクションゲーム制作に頓挫して、3年生の夏を犠牲にしました。
未完成なので、お蔵入りのまま発表できない状態でした。
日本には「失敗は恥、悪である」という風潮があるので、お蔵入りゲームのことは伏せていたのです。
結果、何も根拠をもって提示できるものがなく、応募書類すらろくに書けず、数少ない面接もしどろもどろになり、就活は惨敗でした。
それで、ブラック企業に対する恐怖心もあったし、何もかもが嫌になり、就活から逃げてしまいました。
それ以降、劣等感の塊ですよ。
「自分一人では何もできない。新卒で就職できた奴はどれだけスーパーマンなのか」と。
でも、ある時、ふと思ったのです。
そんなに新卒がスーパーマンであるならば初めから就職などせずに独立するはずだし、実は就職できたからといっても、あまりスーパーマンではないのではないかと。
劣等感を持つだけ、無駄ではないかと。
それで、「自分のための事業を立ち上げて自分に内定を出してやる! 自分が社長になれば即採用だ!」と開き直って、心理学科在籍中に起業したわけです。
でも、実績のない売れない起業家なんて、世間的にはやっぱりニート扱いなんですよ。
どこかに雇われていないと、無職同然に扱われるのです。
親にも友人にもサークルの人にも理解されないし、劣等感はまったく抜けないまま。
収益化のめどが立っていないので、仕方がなく外に職を得ようと思って、仕事探しを始めました。
で、とある塾業界の人材紹介会社で、営業担当の人から「売上あるんですか?」と聞かれて「まだめどが立っていないので無収入です」と答えたら、「あのね、商売でやっていますから。お金が入らなかったら仕事とは言わないんですよ。遊びじゃないんですから」と、妙に上から目線で批判されました。
その会社の創業社長に厳しい指摘をされるならわかりますけど、いち担当者でなぜそこまで言えるのかと。
「そこまで言うなら、なんの後ろ盾もなく今から起業してみてください。右も左もわからずに路頭に迷ったら私のこと見下せませんよ」と言いたくなりましたが、悔しい思いを我慢してその場を去りました。
とある都内タクシー会社でも、人事担当の人から「俺は24で結婚したからよ、子供も二人いるしよ、家のローンもあるからよ、売れてもいねえのに起業とか夢みたいなこと言ってらんねえんだよ。29にもなって夢ばかり追ってんじゃなくてよ、もっと現実見ねえとよ」と、また妙な上から目線で批判されました。
こちらから言わせれば、若く結婚したのも、子供がいるのも、ローンで家を買ったのも、その人の判断でしかないし、その人の家庭の問題ですよ。
もてない独身実家暮らしの売れない起業家からすれば、それこそ嫁、子供、家と三拍子そろった勝ち組です。
会社なんていつ倒産するかわからない時代ですから、正社員だから安定なんて幻想でしかないわけで、会社から放り出されて一人では何もできない状況になるのは恐怖です。
だからこそ、個人で起業して企画開発力を磨くのが究極の安定だと考えて、学生のうちから全人生を俯瞰して起業したわけです。
なのに、なぜかその考えが理解されない。
悪意なく真面目に話すだけなのに、大人から反感を持たれる。
あまりにも、立場が弱すぎました。
夢追いの馬鹿な若者がいないと、将来の職業需要だって生み出せないのに。
誰かが起業したから、雇ってくれる人もいるわけです。
雇われているうちは、どこまでいっても使用人でしかないわけです。
ただの事実ですから、会社勤めの人を馬鹿にする気なんて毛頭ないですよ。
私など、一度は就活から逃げた身なので、馬鹿になどできません。
ただ、価値観が起業家のそれになってしまったので、もう、何が何だか分からなくなりました。
一度でも起業を目指すと、周囲と分かり合えなくなるというのは、起業経験者はみんな経験するそうです。
社会の8割以上は会社員や公務員なので、生き方そのものがずれてしまうと。
今は、一応就職していますが、本当は良く思われていないということは理解しています。
だからといって、将来の芽を摘むのは独立力を阻むことになり危険ですから、実力を磨くことを優先してやっていきます。
下手に自分を出すと余計なトラブルを招くので、黙って陰キャラに徹しようと。
重役だろうが下っ端だろうが、雇われである以上クビになるときはクビになるので、仕事は文句も言わずに自分なりに真面目に取り組んでいます。
自分なりの「真面目」が気に入らないというのなら、自分にはどうにもならない向こう側の問題なので、もういいやと。
最初から立場はわきまえていますから、就業中に反抗的な態度を取ったことなど、一度もないですし。
それでも、どれだけ真面目にやっても成績が低いので、能力不足で解雇されるのも近いのではないかと感じています。
準備なしに先走ってもいいことはないので、悪口を言われようがなんだろうが、とりあえず「勤続三年」を達成してから、次の段階に進もうと。
鬼姫狂総本部の運営ではまだ自立できていないので、なんにせよ、またどこかに潜り込むことを考える必要があります。
プログラムの独学も、次の段階へのきっかけのひとつです。
明日どうなるかなんて、天の神様以外の誰にも分らないもんです。