絶対に見るべき映画2 「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

 

「絶対に見るべき映画」シリーズの第2回は、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」を紹介します。

第1回に引き続き、冒険映画「インディ・ジョーンズ」シリーズとなります。

この映画は、「インディ」の第2作目で、時系列的には第1作の「失われた聖櫃<アーク>」よりも過去となり、主な舞台はインドです。

 

この「魔宮の伝説」は、私の一番お気に入りのインディです。
つまり、人生で一番好きな映画です。

 

インディは、中国で、犯罪王ラオ・チェとの「清王朝初代皇帝ヌルハチの遺骨」を巡る裏取引がこじれて追われる身となります。

インディは追撃をかわしつつ、飛行機で脱出するも、その飛行機はラオ・チェの息がかかったものでした。

インディが疲れて寝ているうちに、飛行機の操縦士は飛行機の燃料を捨て、パラシュートで離脱してしまいます。

インディは、積んであったゴムボートのみを頼りに、一か八かで飛行機から脱出します。

山肌に着地して斜面を滑り落ち、崖に落ち、激流の川に落ち、流されます。

奇跡的に生き延びたインディは、ゴムボートに身を任せたまま、インドのとある田舎の村に流れ着きます。

その村は、パンコット宮殿を根城に邪神カーリーを崇拝する秘密結社「タギー教」の狂信者によって、村の宝の聖なる石「シヴァリンガ」を奪われ、強制労働のために子供が根こそぎ連れ去られていました。

村の長老に「シヴァが空から遣わした救世主」だと言われたインディは、シヴァリンガと子供たちを取り戻すべく、パンコット宮殿に向かうことを決意します。

 

そして、地上最強の大学教授インディが、行きずりで一緒になった歌手ウイリー、相棒の少年ショート・ラウンドをお供に、魔宮に巣食う邪教集団を壊滅させるのです。

 

この映画の魅力を一言でいえば、「徹底的に何かが狂っている」ということに尽きます。

 

パンコット宮殿での歓待で登場するびっくりゲテモノ料理の数々!

「カブトムシの姿蒸し」、丸焼きにした大蛇の腹の切れ込みから生きた小蛇がぬるりと這い出てくる「蛇のびっくり料理」、「何かの生き物の目玉のスープ」、「冷えた猿の脳みそ」……。

小学生の頃、テレビで世界のゲテモノ料理を紹介する特番をよくやっていましたが、「蛇のびっくり料理」など、もはや料理ですらないという。

アジアへの偏見の塊ですな。

 

隠し通路で遭遇する気味の悪い虫の大群!

足を動かすたびに虫が潰れる音が妙に生々しい!

 

極めつけは、邪教による生け贄の儀式!

今回の宿敵である司祭モラ・ラムが、謎の呪文と異能を駆使し、拘束された生け贄の心臓を生きたまま素手でえぐり取り、そのまま生け贄を地下の煮えたぎる溶岩に沈めます。

響き渡る悲鳴! 溶岩でジュワーっと溶ける生け贄! モラ・ラムの握る心臓がバクバクしながら煙を立てて発火!

なんというトラウマ級の残虐演出!

 

小さい頃に初めて「カーリーの儀式」を見た時、あまりに怖くて、自分が生け贄にされてしまう悪夢にうなされました。

何度も見ているうちに慣れてきたのか、「ガリーバー」と、心臓もぎ取りを笑ってネタにするくらいにはなりましたが、ルーカスとスピルバーグは気が狂ってるとしか思えません。

 

あまりにえぐすぎる内容なので、インド本国ではマハラジャなどのインド文化の誤解を招くということで撮影許可が下りず、スリランカで撮ったそうです。

 

カリの儀式後は怒涛のアクション編。

インディは、狂信者に捕まりリンチされた上で「カリの血」を飲まされ、悪に洗脳されてしまいます。
洗脳されたインディは、モラ・ラムの従者となり、ヒロインのウイリーをカリの儀式で溶岩に沈めようとしますが、乱入した相棒の少年ショーティに松明を突きつけられた衝撃で目を覚まします。

正義に目覚めたインディは、狂信者どもを次から次へとぶちのめし、髭面の筋肉男と格闘の末にローラー破砕機に引きずり込んで始末し、手かせ足かせをはめられて強制労働をさせられている子供たちを解放します。

インディは、トロッコに乗り込んで脱出を図りますが、敵もトロッコで追撃します。

モラ・ラムは、手下に水がめを破壊させ、水攻めを図ります。

ド迫力のトロッコチェイスの末に、背後から襲い来る大量の水!

必死に逃げたトンネルの先は、なんと断崖絶壁。(レールの先が崖って、欠陥工事でしょう……)

水の大噴射からなんとか逃れて崖をよじ登ると、そこには超高度の荒縄製の吊り橋! しかも谷底の川には大量のワニ!

吊り橋の両端からモラ・ラム一味に追い詰められたインディは、自ら吊り橋を切ります。

橋が崩れて崖っぷちに宙吊りの状態で、インディはモラ・ラムともつれ合いの格闘をし、突き落とします。

 

こうして、インディの活躍により邪教集団は壊滅し、子供たちは救われ、村に平和が戻ってきました。

インディは、名実ともに村の救世主となったのです。

 

あまりに思い入れのある映画なので、ほとんどネタバレに近いほどに詳細にレビューしてしまいました。

「魔宮」を知らない人、こんなレビューで見た気になって本編を見ないなんて人生の八割を損していますよ!

勧善懲悪物語の作り方を学ぶにはうってつけの教科書のような映画です。

 

前座であるラオ・チェの場面は除き、ひとつの村、ひとつの宮殿のみで完結するお話という点では、一番基本に忠実で、脚本の勉強になると思います。

【予告編】

【映像ソフト】