絶対に見るべき映画4「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」

どうも、同人結社創作信仰鬼姫狂総本部 代表の秋元惟史(作家名義・民富田智明)です。

 

絶対に見るべき映画シリーズの第4回は、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」です。

 

地上最強の大学教授の活躍を描いた冒険映画「インディ・ジョーンズ」シリーズの3作目となります。

この映画は、イエス・キリストが最後の晩餐に使ったとされる聖杯を巡って、ナチスと争奪戦をします。

冒頭で、青年時代のインディがコロラドの十字架を巡って盗掘団と対決する場面が描かれ、インディが蛇嫌いになった理由、顎の傷跡の原因、愛用の鞭と帽子の入手先が説明されます。

さらに、今回はインディの父親ヘンリー(ショーン・コネリー)が登場し、ギャグキャラとして機能しています。

 

インディは、大学の講義後、研究室で多くの学生から質問攻めにあって滅入ってしまい、窓から抜け出します。

そこに待ち受けていたのは、博物館に多額の寄付をしているという篤志家ドノヴァンの使いでした。

インディは、ドノヴァンから聖杯調査中に協力者であるインディの父ヘンリーが消息を絶ったとの話を聞き、父の家に向かいます。

父の家は荒らされており、何かを探されている様子。

目的のものは、インディの研究室あてに郵送されてきていたヘンリーの「聖杯調査の手帳」でした。

インディは、父の手掛かりを求めて、ドノヴァンの手配により、ベニスにて聖杯調査に参加していたシュナイダー博士と出会います。

インディとシュナイダーは、元は教会だった図書館の地下のカタコンペにて聖杯のありかの手がかりをつかみますが、何者かに襲われます。

インディは、カタコンペから脱出し、船に飛び乗って刺客と水上戦を繰り広げた末に、その刺客が「聖杯を守護する者」であると知ります。

刺客は、助命と引き換えに、ヘンリーの軟禁されている城を伝えます。

インディが刺客に教えられた城に入り込むと、そこはナチスの秘密基地になっていました。

インディはヘンリーを解放しようとしますが、ナチスの将兵に見つかってしまい、さらに、シュナイダー博士とドノヴァンがナチスとグルであることを知ります。

インディとヘンリーは、まんまと手帳を奪われ、拘束されたまま置き去りにされ、処刑を待つだけの身となります。

二人はなんとか拘束を解いて脱出を図りますが、ナチスの兵隊がすぐに追ってきます。

こうして、インディとヘンリーの学者親子と、ナチスドイツとの戦争が始まったのです。

 

ここからは、押しまくります。

 

バイクチェイスあり、ヒトラーとの遭遇あり、飛行船からのナチス将官投げ落としあり、飛行機同士の空中戦あり、傘で海鳥を飛ばせて飛行機を撃墜したり、田舎のおっさんの車を盗んで走り去ったり、戦車の上で格闘してそのまま崖に落ちたり、見せ場の連続です。

 

そして、最後の聖杯にたどり着く前の試練の間にて、罠の回転のこぎりによる生首ごろりの残酷描写!

 

「悔い改めたものだけが通れる……悔い改めたものだけが通れる……悔い改めたものは、神の前に、ひざまずく!」

インディの前転からの罠解除の勇姿に感化され、体育のマット運動で真似した映画少年は私だけではないはず。

 

極めつけは、ドノヴァンが間違った聖杯を選んで、一瞬で朽ちて四散するグロシーンの迫力!

 

グロがないと「インディ」ではないです。

 

えぐさでは「魔宮」に軍配が上がりますが、水上戦と戦車戦と航空戦がある分、戦いのスケールは圧倒的に「聖戦」の方が上です。

「最後の聖戦」は、後に「プライベート・ライアン」を制作するユダヤ人のスピルバーグらしく、「ナチスは皆殺しだ!」という単純明快なメッセージが見るだけで伝わります。

 

「ナチスは大嫌いだ」というインディの台詞が、スピルバーグの一番言いたいことだったのではないでしょうか。

 

悪いドイツ軍がバカスカやられるのが見たいミリタリーマニアにはお勧めの一本です。

 

ちなみに、最後の聖杯があった遺跡のロケ地は、ヨルダンの世界遺産「ペトラ遺跡」です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%A9

イスラム国との戦争で観光客が怖がって来なくなってしまったので、観光立国のヨルダンはISにブチ切れているとか。

一生に一度はペトラ遺跡に行くのが民富田智明の夢です。

エジプトのピラミッドも、いつかは!

【予告編】

【映像ソフト】