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創作物企画


絵本漫画

「空想霊武劇『鬼神童女遊侠伝/黒髪を刈る大羊』」

作品詳細
企画概要 登場人物
物語内容


企画概要

羊の毛刈りショー! 羊が毛を刈りに襲ってくる! 以上!

羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹、羊が4匹、羊が5匹……。

夜に眠れないとき、羊の数を数えたことがある人は少なくないはず。

なぜ、羊を数えるのかは、冷静に考えるとよくわからんのですが、「夜に羊がやってくる」という民間伝承があるのかもしれません。

そもそも、羊は日本古来の動物ではなく外来種であり、本格的に毛糸を作るための羊の飼育が始まったのは明治時代以降ということなので、夜に羊を数えるのは、牧羊が生活の中核にある西洋社会の風習が伝わったものなのでしょう。

それはそうとして、「夜に羊がやってくる」という状況は、解釈の仕方によっては、「恐るべき人類の脅威」ともなり得ます。

人類は、自分たちの都合、利益のために、羊を飼い慣らし、羊の意思とは全く無関係に、、全身の毛を刈り取り続けてきました。

あのモコモコの羊さんの体が、哀れなほどに全身丸刈りにされてしまうのです。

民富田智明は、中学校の修学旅行でオーストラリアに行った際、ファームステイで「羊の毛刈りショー」を間近で見学したことがありました。

牧場のおじさんがバリカンで羊の毛をかなり強引にぞりぞりと刈り込み、よく見ると脇の下などが切れて血が出たりしていました。

羊が「メエ~、メエ~」と鳴くのですが、バリカンで皮膚を切られて痛がっているようにしか感じませんでした。

羊は、人間が毛を取るために品種改良した家畜であり、羊の毛は放っておくと延々と伸び続けることになり、汚れたり虫がわいたり重くなりすぎたりするので、人間が手入れをしてやらないと生きていくことすらできないといわれています。

とはいえ、当の羊自身は、そのような不都合な体に改造しまったことに対して恨みを抱いていないともいえません。

ましてや、家畜の宿命として、人間に毛を刈り取られるだけでなく、乳を搾るだけ搾られて、最後は肉を食われることになるのです。

従順に飼い慣らされるだけではなく、いつか反旗を翻そうと、虎視眈々と牙と爪を研いでいる個体もいないとはいえないのです。

そこで、「夜に羊がやってくる。巨大な剃刀を片手に、娘の髪を頭の皮ごと刈り取ろうとする」という、「羊の毛刈りショー」の180度の転換を試みました。

モコモコの羊さんというメルヘンチックな存在が、スプラッタホラーに片足を突っ込んで、B級一直線の大暴れをし始める!

羊が飼われ続ける限り、妖賊と化した羊が現れて、どこかで蛮行を繰り返す!


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